入幕3場所目で大関という大錦卯一郎と並ぶスピード出世。闘志あふれる取り口と激しい突っ張りで、打倒双葉山に意欲を燃やし、ファンを熱狂させた。しかし、その後大関に定着、大関在位は9年半に及んだ(明治以降最長記録)。33歳で横綱昇進(戦後初の横綱)を果たしたが、すでに晩年で成績は振るわず、横綱時代の成績は24勝27敗と負け越している。最後は休場中に野球の試合を見にいき、インタビューを受けている写真が新聞に掲載され、不謹慎ということで引退となった。引退後は高砂取締として協会の外相役をつとめ、相撲の海外普及に貢献、高見山を入門させた。優勝1回。 |
年月 | 勝 | 敗 | 休 | 成 績 | 金 星 | ||
22.11 | 6 | 5 | ○○○●○○●●●●○ | C増位山 G三根山 | |||
23. 5 | 0 | 1 | 10 | ■やややややややややや | |||
23.10 | 3 | 6 | 2 | ○○●●●■■やや○● | C神 風 D千代山 | ||
24. 1 | 5 | 3 | 5 | ●○○○○■ややややや●○ | @備州山 | ||
24. 5 | 9 | 6 | ○○○○○○●○○●○●●●● | ||||
24.10 | 1 | 6 | 8 | ○●●●●●■やややややややや | A鏡 里 B大 起 E出羽錦 | ||
24勝27敗25休、勝率.471、在位 6場所 | 配給 8個 |