第39代横綱

前田山 英五郎

 入幕3場所目で大関という大錦卯一郎と並ぶスピード出世。闘志あふれる取り口と激しい突っ張りで、打倒双葉山に意欲を燃やし、ファンを熱狂させた。しかし、その後大関に定着、大関在位は9年半に及んだ(明治以降最長記録)。33歳で横綱昇進(戦後初の横綱)を果たしたが、すでに晩年で成績は振るわず、横綱時代の成績は24勝27敗と負け越している。最後は休場中に野球の試合を見にいき、インタビューを受けている写真が新聞に掲載され、不謹慎ということで引退となった。引退後は高砂取締として協会の外相役をつとめ、相撲の海外普及に貢献、高見山を入門させた。優勝1回。


年月成  績金 星
22.11○○○●○○●●●●○C増位山 G三根山
23. 510■やややややややややや
23.10○○●●●■■やや○●C神 風 D千代山
24. 1●○○○○■ややややや●○@備州山
24. 5○○○○○○●○○●○●●●●
24.10○●●●●●■ややややややややA鏡 里 B大 起 E出羽錦
24勝27敗25休、勝率.471、在位 6場所配給 8個