第68代横綱

朝青龍 明徳

 本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ。高校時代に高知県の明徳義塾高校で相撲を取っていた。四股名は、青龍寺にちなむ。初土俵は平成11年の初場所。それからわずか12場所の史上最短で幕内昇進を果たす。その後もスピードがあり、軽量ながら力強い相撲に、負けん気の強さが加わってとんとん拍子で出世を果たす。負けん気の強さがマイナスに働き、旭鷲山に敗れて戻るときに肩が触れた相手に対し下がりを振り回すなど所作に問題あり。翌場所の旭鷲山戦ではまげをつかんで史上初の横綱反則負けを記録した。平成16年に連続全勝優勝を含む35連勝を記録し、平成17年は6場所完全制覇と年間84勝という史上初の記録を達成した。7連覇も最多記録。平成19年名古屋場所で優勝を果たした後の夏巡業を全治6週間の診断書を提出して不参加とするが、モンゴルでサッカーに興じていたことが判明し2場所出場停止処分が下された。その後も引退危機を持ち前の集中力で乗り越え、全盛期の白鵬が86勝を記録した平成21年にも優勝決定戦の末に白鵬を下すことで2度優勝賜杯を抱いた。平成22年初場所に北の湖を抜く25度目の優勝を果たすが、場所中に酒に酔って一般人に暴行を働くという不祥事を起こした責任を取らされる形で電撃的に引退した。史上最短記録は、14場所で三役昇進(タイ)、22場所で大関昇進(その後琴欧州が19場所で更新)、24場所で幕内優勝(タイ)、そして25場所で横綱昇進である。優勝25回。


年月成  績決定戦金 星
15. 310○○●○○○●○●○○○○●●B旭天鵬 H琴ノ若
15. 513○○○○○○○○●○○○○●○H旭鷲山
15. 7○●○○●○○●●■やややややA琴ノ若 G高見盛 H玉乃島
15. 913○○○○○○○○○○○●●○○
15.1112○●○○○○○○○○○○●○●A栃乃洋
16. 115○○○○○○○○○○○○○○○
16. 315○○○○○○○○○○○○○○○
16. 513○○○○○●○○○○●○○○○E北勝力
16. 713○○○○○○○○○○●●○○○
16. 9○○○●●○○○○○○●●●●C栃乃洋 D岩木山
16.1113○○○○○○○○○○●○○○●J白 鵬
17. 115○○○○○○○○○○○○○○○
17. 314○○○○○○○○○○○○●○○
17. 515○○○○○○○○○○○○○○○
17. 713○○○○○○○●○○●○○○○J黒 海
17. 913●○○○○○○○○○●○○○○J安美錦
17.1114○○○○○○○○○○○○●○○
18. 111○●○○○○○○○○○●●○●A黒 海 L安 馬
18. 313○○○○○○○○○○●○○○●
18. 512○●■ややややややややややややA若の里
18. 714○○○○○○○○○○○○○○●
18. 913○○○○○●○○○○○○○●○
18.1115○○○○○○○○○○○○○○○
19. 114○○●○○○○○○○○○○○○B出 島
19. 313●●○○○○○○○○○○○○○A雅 山
19. 510○○○○○○○○○●○●●●●I安美錦
19. 714●○○□○○○○○○○○○○○
19. 915出場停止
19.1115出場停止
20. 113○●○○○○○○○○○○○○●A稀勢里
20. 313○○○○○○○○○○○●●○○
20. 511●○○○○○○○○○●●●○○
20. 7●○○○●■やややややややややD栃乃洋
20. 9○○●○○●○●●■やややややB雅 山 E安美錦
20.1115ややややややややややややややや
21. 114○○○○○○○○○○○○○○●
21. 311○○○○○○○○○●○●○●●
21. 512○○●○○○○○○○○○○●●B安美錦
21. 710○○○○○○○●●○●○○●●
21. 914○○○○○○○○○○○○○○●
21.1111○○○○○○○○○○○●●●●
22. 113○○○○●○○○○○○○○○●D豪栄道
463勝91敗76休、勝率.836、在位42場所配給25個